査定時に重要視されるチェックポイントのひとつは、お品物の外見コンディションです。お酒は、床下収納や倉庫などで長期保存されているケースが多く、想像以上にホコリなど汚れがついている場合が多いもの。まずは、外見コンディションをチェックし、拭き取れるような汚れがついていたらできるだけ落としてお持ちください。中身がOKなら高額査定できるというものではなく、中身と同じくらい外見コンディションによって査定額が大きく変動するものです。査定に出す前のお品物チェックと、簡単な汚れは拭き取ってお持ちいただくと査定額はアップします。

お酒の買取価格は、買った時の新品に近い状態であればあるほど高値がつくものです。ブランデーやウイスキーの商品には、オリジナルの箱やクリスタルの替栓などが付属しているものもあり、その付属品にも価値を持ちます。コレクターやリユース品を購入される方の多くは、付属品などがすべて揃っている状態のものに価値を見いだす傾向から、付属品がきちんと揃っていればその分査定額も上がる傾向に･･･。ヘネシー・リシャールやルイ13世など、お品物の状態・付属品の有無で買取価格が倍以上も変わることも珍しいことではありません。

ビールや日本酒などお酒の種類によっては、賞味期限が設定されているものがあります。また、大切に保管していても劣化したり、蒸発するリスクはお酒が食料品である以上避けることはできません。このように飲まないお酒や、贈答品でいつか飲もうと眠っているお酒があるなら、一度買取価格の確認を行ってみてはどうでしょう。お酒の種類によっては、購入時よりも現在の相場が上がっていることも珍しくありませんので、実は高額のお酒が自宅に眠っている可能性もあるかもしれません。